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2020/04/02 16:10


 

年の差育児に奮闘中のママブロガーmakoです。

 

先日次女の幼稚園のお母さん達が集まる親睦会がありました。

 

次女のクラスのお母さん達の年齢層は広く、20代前半から40代後半まで実に様々、

子供の数やその年齢もそれぞれなのですが、皆、多かれ少なかれ悩みや愚痴があるようで、

会話のテーマは子供に関する悩みで盛り上がりました。



そこで一人のお母さんが言いました。

 

 

「うち子は新幹線が好きだから、幼稚園行くモチベーションが上がるように

 新幹線の靴下をいくつか買ってあげたんだけれど、

 必ず片足ずつ違うものを履きたがるの。

 色が全く違うから一目で違う靴下を履いていることがわかってしまうし、

 恥ずかしいからセットで履くように言うんだけど全然聞いてくれないし、

 機嫌損ねて幼稚園行かないと言い出すから困っちゃって。」

 

ふと思い返すとそういうことは我が家にもあるなと。

 

 

例えばうちの次女は同じ洋服ばかり着たがります。

他の洋服もあるのに、降園後着るのはいつも同じ服。

季節が変わりかけていてもしばらくは季節感のない服装です。

 

私としては

 

・クローゼットにはまだほとんど着ていない洋服が沢山ある

・よそから見たらそれしか持っていないみたいで恥ずかしい

・新品同様のまま眠っている洋服が勿体ない

 

 

一方、次女としては

 

・その服が好き

・お洗濯してあるから清潔

・着心地がよくて動きやすい

・お気に入りの服を毎日着てはいけない理由がわからない

 

 

新幹線が大好きで違う靴下を片足ずつ履く男の子も

 

 

・新幹線が大好きだからいろんな新幹線の靴下を履きたいけれど足は2本、

 それなら片足ずつ違うものを履きたい


・お友達にもカッコいい新幹線の靴下を見せたい

 

 

そう思っているのかもしれません。

もしかすると違う理由もあるのかもしれません。

 

 


大人は日常生活の一つ一つを自分の経験値や常識を当てはめたり、

よその目を気にしながら行動に移すことが多いですが、

子供はよその目を気にしたりすることなく、自分のしたい気持ちが原動力です。

これは自己主張の一つであり、その自己主張が受け入れられることもあるし、そうでないこともあるでしょう。

 


集団生活を重ねていくうちにお友達や先生から言われたことや周りを見る機会が増え、

 

「あれ?これっておかしいかな?」

「季節に合っていないかな?」

「こっちの方がいいかな?」

 

 何かを自分で気づくタイミングがあるのだと思います。

 無理やり辞めさせてしまうこと自己主張と「気づき」を奪ってしまいかねません。

「気づき」は「じゃあこうしよう」という自己決定にもつながります。

 それはきっと子供にとって大きな成長になることでしょう。



 

勿論人に迷惑をかけてしまうようなことはやめるように説得を重ねるのも必要です。

ダメなこととして教えないといけないこともあると思います。

 

でも幼少期のちょっとしたこだわりは無理にやめさせるのではなく、

「こうしたら?」と声掛けしながらも、見守ることも大事だなと思った1日でした。


Enjoy Now!子育て家族ブロガーmako

2020.03.08