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2019/09/10 12:00

夏も終わりに近づき、ママさん達は疲れがどっと出てきたり、不調なままの状態で生活してい方もいる時期ではないでしょうか・・?


もし、本当に「疲れ」や「痛み」がある場合、「少しだけ我慢、とか、痛み止めを服用すればそのうち治る」とその場をやり過ごしてしまう事があるかもしれませんが、中にはその時放ってしまったがためにその後何年も通院することになったり、手術や入院を要する事態になったり、という可能性もゼロではありません。

私自身がそうでした。


それは3年前、子供が1歳の頃に車中で授乳後に私が腕枕をしたまま昼寝してしまいました。

15分後くらいから腕枕をしている手の小指が痺れて痛かったのですが、せっかく寝てくれたのに起こすの嫌だなぁと思い、そのまま我慢しました。それから30分くらいで起きてくれたので痛みを我慢したのは4050分程度です。

しかしその日も、次の日になっても、その痺れは取れませんでした。

さすがにそのままでは物を持つのも家事をするのも、生活が不自由だったので親に子供を預けてすぐ病院に行きました。

恐らく軽い肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)でしょう、と診断されたのですが、特に治療法も薬もないから今は経過観察で、「もっと痺れがひどくなったら来るように」言われました。

 

そのまま3年が経ちましたが、その間左手はずっと痺れたままでした。

まさにその時、少しの痛みを我慢しただけなのに、ずっと痺れを抱えたまま生活することになるなんて・・・

その時我慢してしまったことは今でもとても後悔しています。

ただ左手が不自由な生活にもだいぶ慣れてきていました。

 

そんなある朝、起きたら右手も同じ状態になっていました!!

確かに前日に買い物袋を持って歩いている最中に痺れがあったことは覚えています。

ただまさかそれが継続するとは?!

びっくりして病院に行くと、予想外の診断が待っていました!

なんと「右手よりも時間が経過している左手が危険で、筋肉を使わない生活を続けているために筋萎縮が始まっている。このままだといつか手でものをつかむことができなくなりますよ。」

という恐ろしい宣告でした。

治すには「10日ほど入院して左腕を手術しましょう」と言われました。

 

10日の入院って、病棟は子供が入室禁止だからまだ4歳の子供に一切会えないし、それで子供が耐えられるか心配だし、パパだってそんなに休めないし、休めたとしても子供2人の面倒を全部みれるのかも心配だし、でとにかく悩みました。


ただ10日間の入院中の家族の生活と今後自分の手が不自由なまま暮らす一生を天秤にかけたら、やはり一生の方が重くのしかかり、自分が不自由な体になったらそれこそ家族に迷惑を掛けるんじゃないか、長い目で見れば自分が治療するということは家族の為でもあるはずだ、と感じたのでなんとか主人に頼み、夏休みに有給休暇を足してもらいました。そこで手術の予約もたまたま取れたので、この夏は入院して手術する、という予定でいました。

 

そこにたまたま個人治療院に勤めている友人と話す機会があり、この話をしたところそこの治療院の院長に診てもらえることになり、そこで治療を始めました。

幸運なことにすぐに治療に効果がみられたため、今は手術を断り治療で治す選択をして週に23回通院しています。

そこに子供を連れて行き、治療中静かに待たせるのは毎回至難の業で、院にも迷惑を掛けてしまっていますが、皆親切に対応してくれています。

 

それよりあの時痛みを我慢してしまったがために、こうして治療に莫大な時間もお金もかかってしまったこと、特に多感な時期の子供の時間を奪うことになってしまったことを何よりも後悔しています。

 

検診も同じですよね?私も通院があるので後回しにしてしまっていますが、近いうちにガン検診にも行かないともっと大変な後悔をすることになるかもしれない・・という危機感を感じています。



大きな後悔をしないために、少しだけ家族や友人に協力してもらったり、時には保育園の一時保育を利用して、ママの体のチェックやメンテナンスを怠らないで欲しいな、と思います。


2019.9.10

「子育て家族ブロガー」 キラキラsa-ya